初めて外資系企業にフルタイムワーカーとして転職してちょうど8週間が経った。 いまから半年経ったら、今抱いている気持ちはすっかり揮発すると思ったので、少しこちらに留めておきたい。

ハイライト

転職してどうだった?

  • 大変満足。
  • 自分の主な転職理由は以下:
    • ソフトウェアエンジニアとして、インターナショナルなプロダクト開発に携わりたかった。いわゆるメジャーリーグでスゴイ人達と一緒に働きたいってやつ。
    • 英語面で通用するか不安はあるが、兎にも角にも、自分のスキル・経験が役に立ちそうな機会があれば、飛び込んで、もがいて、なんとかしてインターナショナルなファーストキャリアを掴みたかった。
  • ポジション:
    • 日本国内の提携先2社と一緒に、新規サービスを期間1年~2年でそれぞれ作るPRJに要件定義中盤でジョイン。
    • 複数サブシステムがあるうちの1サブシステムの TechLead (TeamLead)。
    • 社内外のステークホルダーと各フェーズの開発面の課題解決を主導しつつ、FE/BE/QAの開発チームをリードしPRJのQCDS制約を守り、プロダクトのデリバリーに責任を持つポジション。

感想など

  • 英語について:
    • 1年弱フリーランス期間に英語の勉強をダラダラ時期と比べて、実践での経験値は段違いだなと実感。大変だけど必要性をヒシヒシと感じ実践で揉まれるのが上達の一番の近道というのは間違いなかった。
    • 作っているプロダクトは国内向けということもあり、日々のコミュニケーションにおける言語使用比率は、ざっくり日本語半分、英語半分といった形。また会社の沿革的に日本人比率も約30%、外国籍の方でも日本時間で働く方は日本語わかる人も多く、英語ビギナーな自分にはとてもありがたい。
    • テキストコミュニケーションは時間かければなんとかなるけど、英語しか伝わらない話者との口頭ベースのコミュニケーションはまだきつい。特に複数人の会議。
      • 日々無力感を感じつつ、強い心を持とうとファイティングポーズを継続中。とはいえポジション的にコミュニケーションができないのは致命的なので直近なんとかしないといけないやつ。
  • ポジションについて:
    • 技術的なバックグラウンドを元に、社内外ステークホルダーに対していい感じに立ち回る、いわゆる開発リーダー的なポジションは5年ぶりくらい。
    • 主にリクルート時代のAirペイ PRJで過去に自分がやった経験や、自分が経験していなくても当時の先輩達の立ち振る舞いを思い出して、ない引き出しを開け締めして、なんとか頑張っている。周囲のサポートが手厚いのも大きい。
      • 当時は大規模中規模システム案件を回すことが得意な人たちが組織に多かったので、プロジェクトマネジメントやディレクター業務に苦手意識を持っていたが、今の職場はそういう人材が少ないようで実際のところは、よくわからないが重宝されている感じはある。当時の有り難い指導の賜物でもある。場所(環境)が変わることで提供できる人材価値は周囲と相対的なので変わるもんだなと強く思った。こういうのは転職の良い側面。チームビルディングやスポーツチームを作るGMや監督の楽しさの1つなのかなと思った。
  • その他:
    • PRJ型の開発の1つの目標に向かって複数チームが各々の役割を果たして物が出来上がっていくプロセスは個人的には好きなようだ。
    • 社会人10年目でここまで無力感を感じることができる日々というのここ最近めっきりだったので、チャレンジ中そのものに感じられる感覚は貴重でなんだなと思った。
    • まだなにも貢献できていないが、ここを乗り越えられたときのキャリアビジョン「グローバルなソフトウェア開発におけるで何かしら寄与できる人材になれる」と信じているので毎日モチベーション高く望めている。
      • 自己の働きに対する本当のフィードバック機会として見ている試用期間までは残り1ヶ月強。仮に本位ではないが切られたとしても、毎日貴重な経験をさせてもらえいる職場にはとても感謝している。スポーツ選手がトライアウトを毎日受けているような心境。(スポーツ選手の覚悟レベルと比べたら失礼かも)
    • サバイブ戦略としては、PRJ・ビジネスゴールに寄与できる行動でチーム状況を把握した上で相対的な自分の強みを発揮できる白地を取る行動を意識してなんとかバリューを出してけたらと思っている。だから英語話者と比べて口頭コミュニケーションは当分劣後なのは明らかだし、既存システムの理解度についても劣後。中長期的に継続努力はするものの、短期的には強みを活かす方針でいる。
    • Let’s survive and enjoi!