(近況) 2022/11/20 試用期間終了のお知らせ

(前回)。初外資転職してから試用期間の3ヶ月が過ぎた。 誰からも肩たたきされなかったので本採用となったようだ。サバイブ成功、やったね! (勤め先が気になる方は LinkedIn をご参照ください。) ハイライト 周囲(家族・同僚・会社)のサポートのおかげで毎日楽しくやっています。 今日もチーム開発とても楽しかった。 来月有給何日か申請したけど何日か取り消してコード書きたいと思えるくらい。 — Kenji Koshikawa (@koshi_life) November 17, 2022 どんな3ヶ月だった? 初外資での初めての仕事体験や、久々のチームマネージメントのポジションならではの、挑戦・失敗・学び溢れる仕事人生上かなりの密度の濃い日々を過ごせた。言って良さそうな範囲で主な出来事を抜粋。 入社2週後: コーディング試験を課されてエンジニアリング部署へ異動 担当新規サービスの開発体制がオフショアから内製に切り替わる意思決定の過渡期での採用だったのと、GitHubでの活動の可視化のおかげ(?)で英語面接もコーディング面接もなくビジネス側の部署付きの採用となった。エンジニアリング部署での開発体制の立ち上げに伴い、自分も異動対象となりコーディング能力を問われることに。このイベントについては「裏ハンター試験みたいだったね」と社内の一部の人から上手い例えをもらった。 ジョブタイトルが Senior Software Engineer から Team Lead に変わる (この時点では1人チーム) ボスが外国人になる(非日本語話者) 🔰 入社2週目: 自チームの採用のため面接官側の機会を得る 上記部署異動後に Hiring Managerになり、Resumeスクリーニング、技術面接などをすることに 🔰 面接官としての英語面接を経験 🔰 入社3週目: 協業先のお客さんとの要件定義で一部議題の担当するように 入社3週目: オフショアチーム(ベトナム)のマネジメント引き継ぐ 開発体制を内製チームへの切り替えに伴いオフショア体制のクロージング、残工数でのPOC推進・受入など 入社1ヶ月後: CTO来日イベント。対面で仕事する機会を得る。一緒にお客さん先訪問など 入社1.5月後あたり: 内製開発体制のチームビルディング & 推進 (用語ズレご容赦mm) PRJの大枠はリリース期日固定のウォーターフォール。ただすべての要件確定は待てないので、ざっくり定めた開発期間(例えば6ヶ月)の中で仕様の曖昧さ・変更を許容するアジャイルのノリも取り入れたハイブリッドな思想を採用。もう少し具体的にいうとスクラム開発のスプリントプラニング・レトロ・スプリントレビューは行い、スプリント中でも要件変更を許容する。ただタスク見積もりおよびベロシティは計測し、全タスクが開発期間に間に合いそうかどうかはスプリント毎に評価し、開発リソースの拡充およびスコープ調整をすることで期日を守れるようにコントロールするといった感じだ。 前前職にて参加した研修で 「認定スクラムマスター」の資格は一時所有していたが、知識のみでスクラムを実際に回したことはなかったので、 手元にあった入門書 SCRUM BOOT CAMP THE BOOK にはお世話になった インセプションデッキを作る 🔰 スプリントプランニング、レトロ、スプリントレビューなどのスクラムイベントの運営 🔰 入社2ヶ月後: ボス来日イベントでご飯ごちそうになる (同じタイミングで来日していた)外国籍の4-5名のエンジニアリングマネージャー達と交流 🔰 入社2....

November 20, 2022 · 1 min · koshilife

(近況) 2022/10/09 外資系に転職して8週間

初めて外資系企業にフルタイムワーカーとして転職してちょうど8週間が経った。 いまから半年経ったら、今抱いている気持ちはすっかり揮発すると思ったので、少しこちらに留めておきたい。 ハイライト 外資に転職して1.5ヶ月。 社会人10年目だが每日、これができた、やったー。できなかった、くっそーとなる日々。 新卒を追体験している感じ。 ちょっと強くてニューゲーム。 — Kenji Koshikawa (@koshi_life) September 30, 2022 転職してどうだった? 大変満足。 自分の主な転職理由は以下: ソフトウェアエンジニアとして、インターナショナルなプロダクト開発に携わりたかった。いわゆるメジャーリーグでスゴイ人達と一緒に働きたいってやつ。 英語面で通用するか不安はあるが、兎にも角にも、自分のスキル・経験が役に立ちそうな機会があれば、飛び込んで、もがいて、なんとかしてインターナショナルなファーストキャリアを掴みたかった。 ポジション: 日本国内の提携先2社と一緒に、新規サービスを期間1年~2年でそれぞれ作るPRJに要件定義中盤でジョイン。 複数サブシステムがあるうちの1サブシステムの TechLead (TeamLead)。 社内外のステークホルダーと各フェーズの開発面の課題解決を主導しつつ、FE/BE/QAの開発チームをリードしPRJのQCDS制約を守り、プロダクトのデリバリーに責任を持つポジション。 感想など 英語について: 1年弱フリーランス期間に英語の勉強をダラダラ時期と比べて、実践での経験値は段違いだなと実感。大変だけど必要性をヒシヒシと感じ実践で揉まれるのが上達の一番の近道というのは間違いなかった。 作っているプロダクトは国内向けということもあり、日々のコミュニケーションにおける言語使用比率は、ざっくり日本語半分、英語半分といった形。また会社の沿革的に日本人比率も約30%、外国籍の方でも日本時間で働く方は日本語わかる人も多く、英語ビギナーな自分にはとてもありがたい。 テキストコミュニケーションは時間かければなんとかなるけど、英語しか伝わらない話者との口頭ベースのコミュニケーションはまだきつい。特に複数人の会議。 日々無力感を感じつつ、強い心を持とうとファイティングポーズを継続中。とはいえポジション的にコミュニケーションができないのは致命的なので直近なんとかしないといけないやつ。 ポジションについて: 技術的なバックグラウンドを元に、社内外ステークホルダーに対していい感じに立ち回る、いわゆる開発リーダー的なポジションは5年ぶりくらい。 主にリクルート時代のAirペイ PRJで過去に自分がやった経験や、自分が経験していなくても当時の先輩達の立ち振る舞いを思い出して、ない引き出しを開け締めして、なんとか頑張っている。周囲のサポートが手厚いのも大きい。 当時は大規模中規模システム案件を回すことが得意な人たちが組織に多かったので、プロジェクトマネジメントやディレクター業務に苦手意識を持っていたが、今の職場はそういう人材が少ないようで実際のところは、よくわからないが重宝されている感じはある。当時の有り難い指導の賜物でもある。場所(環境)が変わることで提供できる人材価値は周囲と相対的なので変わるもんだなと強く思った。こういうのは転職の良い側面。チームビルディングやスポーツチームを作るGMや監督の楽しさの1つなのかなと思った。 その他: PRJ型の開発の1つの目標に向かって複数チームが各々の役割を果たして物が出来上がっていくプロセスは個人的には好きなようだ。 社会人10年目でここまで無力感を感じることができる日々というのここ最近めっきりだったので、チャレンジ中そのものに感じられる感覚は貴重でなんだなと思った。 まだなにも貢献できていないが、ここを乗り越えられたときのキャリアビジョン「グローバルなソフトウェア開発におけるで何かしら寄与できる人材になれる」と信じているので毎日モチベーション高く望めている。 自己の働きに対する本当のフィードバック機会として見ている試用期間までは残り1ヶ月強。仮に本位ではないが切られたとしても、毎日貴重な経験をさせてもらえいる職場にはとても感謝している。スポーツ選手がトライアウトを毎日受けているような心境。(スポーツ選手の覚悟レベルと比べたら失礼かも) サバイブ戦略としては、PRJ・ビジネスゴールに寄与できる行動でチーム状況を把握した上で相対的な自分の強みを発揮できる白地を取る行動を意識してなんとかバリューを出してけたらと思っている。だから英語話者と比べて口頭コミュニケーションは当分劣後なのは明らかだし、既存システムの理解度についても劣後。中長期的に継続努力はするものの、短期的には強みを活かす方針でいる。 Let’s survive and enjoi!

October 9, 2022 · 1 min · koshilife

(近況) 2022/08/14 フリーランス生活の終焉

2021年10月末で会社員を辞めてフリーランスエンジニアになって10ヶ月弱。明日からフルタイムの会社員になるので、今日でフリーランス生活終了。 会社辞めても半分程度の稼働で望む生活レベルを維持できた。会社員になる選択も安定した生活のための消極的な選択ではなく自分の自由意志で選んでいるという、意思決定に自信を持てている。 自分のペースで働けるのは最高だった。クライアントは結局1社。多い月で120h、短い月で40h、平均80h-90h 働いた。 残りの時間は英語の勉強、興味のある技術の勉強、OSS、就活の時間に。クライアントの状況に合わせて柔軟にスケーリング。 前の会社員時代はほぼできなかった保育園の送り迎えは9割以上担当でき、家族と多く時間を過ごせるようになったのはとても良かった。 稼働40h月は生活費が単月で赤字だったので、こういう月が仮に続いたら、他のクライアント獲得や最低下限ラインなどの交渉をしてたかも。 このクライアント1社には本当にお世話になった。自分の技術スタックの広がりもあるが、一緒に働くメンバーが心地よくとても楽しく仕事できて感謝している。(コンフォートゾーンから出よという成長マインド的には居心地が良すぎた感はある。) 1年は何もせずに生きられる程度の貯蓄があったので、選択肢を狭めることなく大胆にクライアント1社のみで余計な営業活動に時間を取られることなく、比較的やりたいことに時間を使えた。自由行動のための貯蓄マジで大事。 フルタイムの仕事持ちながら就職活動されている方の時間のやりくり術、本当に尊敬。1社受けるのにそれなりにリサーチと準備が必要なので自分のスタイルだと時間めちゃかかる。このフリーランス期間で面接受けたのは結果3社。 明日から会社員となる自分へ一言。「スポンジになれ。個々を尊重しチームで成果を出そう。家族大事に。」

August 14, 2022 · 1 min · koshilife