(前回)。初外資転職してから試用期間の3ヶ月が過ぎた。
誰からも肩たたきされなかったので本採用となったようだ。サバイブ成功、やったね!
(勤め先が気になる方は LinkedIn をご参照ください。)
ハイライト
周囲(家族・同僚・会社)のサポートのおかげで毎日楽しくやっています。
今日もチーム開発とても楽しかった。
— Kenji Koshikawa (@koshi_life) November 17, 2022
来月有給何日か申請したけど何日か取り消してコード書きたいと思えるくらい。
どんな3ヶ月だった?
初外資での初めての仕事体験や、久々のチームマネージメントのポジションならではの、挑戦・失敗・学び溢れる仕事人生上かなりの密度の濃い日々を過ごせた。言って良さそうな範囲で主な出来事を抜粋。
- 入社2週後: コーディング試験を課されてエンジニアリング部署へ異動
- 担当新規サービスの開発体制がオフショアから内製に切り替わる意思決定の過渡期での採用だったのと、GitHubでの活動の可視化のおかげ(?)で英語面接もコーディング面接もなくビジネス側の部署付きの採用となった。エンジニアリング部署での開発体制の立ち上げに伴い、自分も異動対象となりコーディング能力を問われることに。このイベントについては「裏ハンター試験みたいだったね」と社内の一部の人から上手い例えをもらった。
- ジョブタイトルが Senior Software Engineer から Team Lead に変わる (この時点では1人チーム)
- ボスが外国人になる(非日本語話者) 🔰
- 入社2週目: 自チームの採用のため面接官側の機会を得る
- 上記部署異動後に Hiring Managerになり、Resumeスクリーニング、技術面接などをすることに 🔰
- 面接官としての英語面接を経験 🔰
- 入社3週目: 協業先のお客さんとの要件定義で一部議題の担当するように
- 入社3週目: オフショアチーム(ベトナム)のマネジメント引き継ぐ
- 開発体制を内製チームへの切り替えに伴いオフショア体制のクロージング、残工数でのPOC推進・受入など
- 入社1ヶ月後: CTO来日イベント。対面で仕事する機会を得る。一緒にお客さん先訪問など
- 入社1.5月後あたり: 内製開発体制のチームビルディング & 推進
- (用語ズレご容赦mm) PRJの大枠はリリース期日固定のウォーターフォール。ただすべての要件確定は待てないので、ざっくり定めた開発期間(例えば6ヶ月)の中で仕様の曖昧さ・変更を許容するアジャイルのノリも取り入れたハイブリッドな思想を採用。もう少し具体的にいうとスクラム開発のスプリントプラニング・レトロ・スプリントレビューは行い、スプリント中でも要件変更を許容する。ただタスク見積もりおよびベロシティは計測し、全タスクが開発期間に間に合いそうかどうかはスプリント毎に評価し、開発リソースの拡充およびスコープ調整をすることで期日を守れるようにコントロールするといった感じだ。
- 前前職にて参加した研修で 「認定スクラムマスター」の資格は一時所有していたが、知識のみでスクラムを実際に回したことはなかったので、 手元にあった入門書 SCRUM BOOT CAMP THE BOOK にはお世話になった
- インセプションデッキを作る 🔰
- スプリントプランニング、レトロ、スプリントレビューなどのスクラムイベントの運営 🔰
- 入社2ヶ月後: ボス来日イベントでご飯ごちそうになる
- (同じタイミングで来日していた)外国籍の4-5名のエンジニアリングマネージャー達と交流 🔰
- 入社2.5ヶ月後: 転職後 初PR出す
- 要件定義フェーズでの参画ということもあって、プロダクションコードを書きはじめるタイミングは2ヶ月後になった。RoRを主に書いている。この頃には周囲の協力もあり、徐々にPRJの仕様調整役からTeam Leadとしての内製開発に50%-60%は稼働を集中できるようになっており、優秀な他メンバーから日々教えてもらいながらプロダクト開発を楽しめている。
さいごに
- 仕事・キャリア:
- PdM中心に定義した価値のありそうな新規プロダクトを、ちゃんと期日までにデリバリーさせる役割をしっかり果たしていくぞ。それを通じて社会(ユーザー・取引先・会社)に利益還元するぞ。
- High Output Manager 曰く、「チームの成果を最大化させるのがマネージャーの仕事」らしく、完全に同意しているので、個々メンバーの強みや思考をちゃんと認識できるよう行動して、チームで成果を出していくぞ。
- 英語 引き続きがんばりましょう。
- リリース後のシステム運用・エンハンスフェーズで問われる担当システムに関する意思決定をリードできるようシステム面の勉強、がんばりましょう。
- 個人事業/ビジネスは、しばらくセーブ。
- 家族:
- この3ヶ月はだいぶ家庭にもシワ寄せがいってしまった感は否めないので、家族に対するサービスレベルをもとに戻していかんなーと思っている。家事代行とかのアウトソーシングも検討したい。
- リリースまでの本番運用サービスの面倒を見なくてもよい期間は貴重だなと思っているので、年末年始に楽しげな家族旅行を計画して、実現させよう。